通常開業医で行わない、皮膚ガン、大きな粉瘤、巻き爪の根治治療をすることが技術的に可能で、数多くの方の治療を行ってきました。
1）ホクロは、傷痕が可能な限り小さくなる様に形成外科的に手術します。手術方法は独自に改良を重ね、傷痕は日本の手術施設の中で最小になるように努力しています。
2）巻き爪は、先ず爪の切り方を指導し、テーピング法など保存的治療を行いますが、難治の方には、ワイヤー修正法や開業皮膚科では、ほとんど行っていない根治手術も行います。根治手術施行例は横浜市大在任中も含めると500例を超え、手術方式に更に工夫を加え、再発例はほとんどありません。
3）皮膚ガンの早期例は可能な限り当院で手術し、患者さんの時間的、経済的負担が軽くなるようにしています。傷痕もなるべくきれいに仕上がる様にしています。
術後の化学療法や放射線治療が必要と思われる皮膚ガンの重症例では、初めから国立がんセンターなど連携病院へご紹介します。
