乾癬の治療

乾癬の治療

全身や部分的に皮膚の厚みを伴うカサカサの症状が出る乾癬。
かゆみを伴うこともあります。
昔から皮膚の代表的な病気とされています。
お顔や首、腕や手など人から見える部分に症状が出ると患者さん本人には大変辛いものとなります。
軽い症状にはステロイドの軟膏やビタミンDの軟膏などで症状を抑えることが出来ます。
それでも症状が抑えられない方には紫外線の光線治療なども適用されます。
以上の標準治療でも効かない方にはオデズラという免疫を調節する安全性が高い薬を使います。
オデズラでも効かない更に重症の方にはリウマチなどにも使う生物学的製剤という免疫を強く調節する薬を使うことで高い確率で症状を抑えなどることが出来るようになりました。
生物学的製剤は呼吸器系の感染性が高くなる等の副作用があり得ますので使用前や使用中に定期的に呼吸器内科等の先生に感染性などを検査して頂く必要があります。
最近ソーティクツという比較的副作用が少ない薬も使えるようになりました。
費用も比較的高いのですが健康保険の付加給付制度や高額療養費などを使うと使いやすくなると思います。
当院は日本皮膚科学会から乾癬に生物学的製剤を使うことの認証を受けています。
ご希望の方には薬の作用、副作用、必要金額などをなるべく詳しくご説明いたします。