日本白斑学会関連情報

今度の日本白斑学会で、“白斑治療のエキシマランプからレーザーへのパラダイムシフト”と題された講演が、白斑基礎研究の世界的権威、山形大学医学部皮膚科、鈴木民生教授と白斑治療の第一人者、大阪、しばた皮膚クリニックの芝田孝一院長先生により催されます。当院が7月に導入したレーザーです。公演趣旨が発表されましたので、ご案内いたします。
〔白斑治療の治療の主役は現在エキシマライトですが、本年チタンサファイアレーザーが保険承認され、白斑治療は光からレーザーへとパラダイムシフトしつつある。高輝度レーザーは真皮の汗腺や毛包バルジ領域にも到達可能で、色素幹細胞の生成から色素細胞への変化及び表皮への遊走によると考えられる難治性白斑での色素再生に成果を見せつつある。〕
現在難治性白斑と多発性円形脱毛症で悩んでいる方は、大変多いと思いますが、この新しい治療法を知らない方がほとんどだと思います。この希望のある治療が広く知れわたれば、多くの人が希望を持って生きていけると思います。